フィギュアスケートを楽しく観たいから

スポーツナビ+から引っ越してきました。

本郷理華圧巻のステップ!&魅了された浅田真央の蝶々夫人 中国杯女子フリー

本郷理華 リバーダンスのステップで観客を魅了

本郷選手は、ショートもフリーも緑色がアクセントの衣装なのですね。

普段の練習着も緑色を着ていることが多い感じがするので、緑が好きな色なのでしょうか?

とても似合っています。

フリーのリバーダンス、特に最後のコレオシークエンスは、涙腺にジワジワきました。

素晴らしかったです!

観客もそう感じていて、本郷選手のステップで歓声がすごかったです。

これで本郷選手覚醒じゃないの?と思うかもしれませんが、

ほんとに欲張りなわたしは、本郷選手はもう一段回アップできると思っています。

涙腺崩壊はその時まで楽しみにとっておこうと思っているのです。

長身で、顔だちも華やかな本郷選手。

インタビューの時のボクトツとしたしゃべり方にギャップを感じます。勝手な憶測なのですが、もしかして、身長や顔だちに

コンプレックスを持って過ごしていたのかなと少し思っています。

日本では、目立つ人を注視する傾向があります。ときに目立つことは、悪いことのようにいわれることもあります。

本郷選手の場合、華やかな見た目と雰囲気を持っていることが、フィギュアスケーターとしての最大の武器と言えます。

コンプレックスを長所に変えてどんどん目立っていってほしい。表現するという面では、目立つことを恐れていては表現したいことも

しきれないと思うからです。

少し前のシーズンまでは、「表現したい!」という気持ちがありながらも、なんとなく目立つことに躊躇しているようにかんじた

こともありました。

昨シーズンからそれは、改善されていて、今シーズンはさらにアピール力がアップしていました。

素晴らしい成長ぶりに拍手を送りたいです。

生まれ持っての華やかさというギフトを目いっぱい生かして、「私を見て!」とばかりに背筋を伸ばした演技をできたときに、

もっともっとアピール力が増すのではと期待しています。

蝶々夫人の世界観を作りあげていた浅田真央

フリーでは、ショートでジャッジに指摘された部分を意識しすぎてしまったのか、ジャンプの失敗が目立ってしまった浅田選手。

しかし、そんな失敗はあまり気にならないほど、「蝶々夫人」の世界観の中に集中して入り込んでいました。

浅田選手を今まで見ていて、エキシビジョンのときのように、試合のプログラムでも世界観をもう少し出してほしいなというのが

感じるところでした。難しいジャンプを組み込んでいるので仕方がないかなと思いつつも。

今シーズンの蝶々夫人は、世界観をバッチリ感じます。

スピンをしている姿、ジャンプを跳んでいる姿を含め、蝶々夫人が滑っているとしか思えないほど、プログラムの中に浅田選手が入り込んでいます。

美しい日本人女性の悲哀を見事に表現していました。

ほんとうに美しいです。ため息がでるほど。

マダムバタフライのアリアも浅田選手の体から流れているのかと思うほど音楽と同化していました。

ここまで、プログラムにのめり込む姿を見ることができたのは、ほんとにうれしいことです。

しかも、難しいジャンプ構成はそのままなのですから。

表現するという面でも、休養を経て、さらに進化しています。技術面ももちろんですが、ここまで成功したアスリートでも

まだまだ進化したいという欲求をもち、努力をし続けるというのは、

並大抵のことではないのではと思うのですが、浅田選手にとっては、それが当然のことなのかもしれません。

「ただやりたいからやっているだけです」

という単純明快さが、浅田真央選手の魅力の一つですね。

ロシアの二人についてもひとこと

ラジオノワ選手ポゴリラヤ選手も昨シーズンより身長が7、8センチほど伸びているとの事で、

そうなるとジャンプの安定感を保つのは難しいですね。

それでも、ふたりとも、対応しようと努力していてなんとか最低限の失敗にとどめているという印象でした。

ラジオノワ選手は小さくて可愛らしかったのですが、長身美女になるタイプだったのですね。

成長した大人の女性になった姿が楽しみです。

ポゴリラヤ選手は、個性的で美女ぞろいなロシア少女たちの中では、地味なタイプかなと思っていたのですが、

成長するとさらに美女になるタイプかもしれません。

そしてスケーターとしても、もしかしたらロシアの中でも頭角を現すかもしれません。

そんな可能性を感じました。

身長の伸びに対応できるようになってジャンプが安定してきたら、ふたりとも相変わらず驚異のスケーターであることには

変わりなさそうです。

リプニツカヤ選手も含め、ロシア少女たちが、20才前後になるころ、再びものすごい戦いが起こりそうですね。

それって、もしかしたら平昌オリンピックとかぶる時期になるかもしれません。

ただ、今は、1シーズンずつたのしみたいと思っています。

1位 浅田真央     日本 197.48

2位 本郷理華     日本 195.76

3位 エレーナ・ラジオノワ ロシア 184.28

4位 アンナ・ポゴリラヤ ロシア 184.16

5位 カレン・チェン     米国 175.93

6位 コートニー・ヒックス 米国 166.00

7位 ニコル・ラジコワ スロバキア 165.26

8位 パク・ソヨン     韓国 164.28

9位 李子君         中国 159.13

10位 ハンナ・ミラー     米国 151.73

11位 趙子セン     中国 139.77

12位 鄭路         中国 130.32