フィギュアスケートを楽しく観たいから

スポーツナビ+から引っ越してきました。

スポーツナビブログから引っ越してきました。早速、マスコミの報道に一言申します。

 

お題「ブログをはじめたきっかけ」

フィギュアスケートを楽しく観たい!

という一心で2013年12月に始めたこのブログ。

最近では、本当に書きたいことしかアップできなかったのですが、スポーツナビ+さん

が、閉鎖するとのことで、一応こちらに引っ越してきました。

 

フィギュアスケートを愛して20年以上たつ一ファンのノクターンと申します。

伊藤みどりさんのトリプルアクセルに魅せられフィギュアスケートにハマりました。

 

このブログを始めた経緯を少しお話します。

さかのぼること8年前、2010年のバンクーバーオリンピックのシーズン。

浅田真央選手とキム・ヨナ選手のライバル争いを、TVの視聴率アップにつなげようと、

いたずらに煽って連日報道する、日本のマスコミの偏向報道にほとほと嫌気がさしていました。

きちんと取材した事実を報道するのではなく、ドラマティックに盛り上げようとするばかりに、二人の選手のライバル性ばかりを取り上げ、ほかには有望選手がいないかのような報道姿勢に対してものすごい違和感を感じていました。

 

確かに、当時は浅田選手とヨナ選手の二名はトップ選手ですが、ライバルとなる選手は日本人を含め各国にも、たくさんいました。

にもかかわらず、他の選手は全く無視で、二人のことだけを連日報道していたのです。

極端に一人の選手の身にフォーカスを当てた報道をすると、フォーカスを当てられた選手に、いらぬプレッシャーがかかるという負担がのしかかっていきます。

 

もちろん、取材をしてもらってTVなどで取り上げてもらうことは、競技にや選手にとって知名度を上げるうえでありがたいことです。

ただし、スポーツ選手は、特にアマチュア選手は、商品ではありません。

一人の競技者です。

選手の競技内容にも響いてしまうような、積極的すぎる報道は、結果的に選手の負担にしかならないと思います。

選手を商品か女優のように扱い、視聴率に貢献させようとするやり方に、当時は多くのフィギュアスケートファンも惑わされていました。

私も、気にしないようにしていても、あまりにも連日報道されてしまうと、

どうしても浅田選手とヨナ選手の二人だけが特別な存在のような感覚になってしまい、冷静にフィギュアスケートを鑑賞することができなくなっていました。

結果として、フィギュアスケートを楽しく観れなくなってしまったのです。

 

そんなわけで、2014年のソチオリンピックでは、すこしでもマスコミに惑わされるファンが少なくなるように、冷静な目で見た情報を発信していきたいなと思いこのブログを立ち上げたわけです。

 

バンクーバーから8年たち、2018年平昌オリンピックを迎えていますが、

未だに、マスコミの体制は変わらないようです。

 

男子シングル羽生結弦選手だけを取り上げて連日報道しています。

 

けがをしてしまい、どこまで復調しているかが気になるのは確かに気になりますが、

今回、金メダル候補は羽生選手だけではありません。

他の選手も、取材してもらってどんな状態なのかフィギュアファンであればぜひ、知りたいところです。

またもや一極集中のフォーカスの仕方では、羽生選手にいらぬプレッシャーを与えてしまうことにもなります。

羽生選手は、そんなことは気にしないだろうと思っても、マナーとして競技前には、

いらぬプレッシャーを与える報道を控えるべきなのでは?とも思っています。

さらには、オリンピックなのですから、もっと平等に有力選手を取り上げて、報道してもらいたいです。

連日の、羽生選手ばかりのフィギュアスケート報道に、またもや戸惑いを感じています。本当に、民法のTV局には、スポーツを取材する記者がいるのでしょうか?

きちんと取材していれば、羽生選手だけではなく、宇野昌磨選手も、ネイサン・チェン選手も、ハビエル・フェルナンデス選手も、ボーヤン・ジン選手も調子を確かめたくなるはずです。

 

人気というのは、スポーツにとっても大事な項目なので、マスコミとの関係性は

難しいとは思うのですが、さすがにバンクーバーの頃のひどさではないにしても、

もう少しきちんと報道してもらいたいものです。

 

もっと選手を大事にしてください。

この一言につきます。