フィギュアスケートを楽しく観たいから

スポーツナビ+から引っ越してきました。

浅田真央選手 しなやかなダンスを披露 フィンランディア杯SP

浅田真央選手が選んだ今季初戦はフィンランディア杯

今季ショートプログラム「リチュアルダンス」をyoutubeで見ました。

THE ICE での披露も見ていないので、初見となります。

事前情報も、ローリー・ニコルの振り付けということと、ショートとフリーで同じ曲を使用する

ということだけしか知らない状態でみました。

はっきり言って、素晴らしいです!

バレエのコンテンポラリーダンスでも、ここまでの完成度のものは、なかなかないと思います。

まさに、舞踏と呼ぶにふさわしい、芸術性あふれるプログラムです。

浅田選手は、しなやかにそして、軽やかに演じていました。

正直に言うと、ここまでダンスとして成立するとは思っていませんでした。

今までは、バレエでも王道のプリマを演じることが多かった浅田選手。

今回の「リチュアルダンス」は、どちらかというと、キャラクターダンサーが演じるような専門的な舞踏です。

それをここまでしなやかに、芸術性豊かに演じられるとは、驚きという感情でいっぱいです。

この仕上がりを、ショーでもエキシビジョンでもなく、競技会で披露できたというのは、ベテランになった証なのでしょう。

今までの、浅田選手の無垢なプリマのような演技の素地に、さらにプラス要素として、円熟した演技者としての姿を見せつけられました。

スケート人生の集大成が近づいている選手というのは、ほんとうに円熟するのですね。

その瞬間を見せていただいた、という喜びも感じました。

これは、フリープログラムも楽しみです。

演技を見た後に調べたのですが、「リチュアルダンス」は、バレエ組曲「恋は魔術師」の中の一曲で、日本語では「火祭りの踊り」という曲とのこと。

スペインのファリャ作曲とのことで、なるほど、「キャラクターダンサーみたい」という自分の感想も納得しました。

バレエでいうキャラクターダンスの代表格は、「白鳥の湖」に登場する「スペインの踊り」というダンスが有名です。

今回のリチュアルダンスの振り付けは、ちょっとスペインの踊りを思わせるようなところもあり、なんとなくローリー・ニコルの思惑が分かったような気がします。

プリマにキャラクターダンスをやらせるという試みです。

バレエの世界でも、プリマとキャラクターを両方こなせるバレリーナは、そうそういません。

浅田選手は、プリマの素晴らしい素地を持っているので、さらにキャラクター的な情熱ある踊りを会得すれば、彼女の新しい一面を花開かせることができると思います。

演技中は、ジャンプもスピンも、バレエの技の一種のように感じ、演技の初めから終わりまで一つのダンスとして成立していました。

ここで、突然なのですが、フィギュアスケートのフィギュアの意味をご存知でしょうか?

フィギュアとは、氷の上に図形(フィギュア)を描くように滑ることを意味しています。

浅田選手の演技は、やんちゃな妖精が、氷の上に図形を描いて遊んでいるようにも感じさせ、

まさにフィギュアスケートの神髄(氷に図形を描くこと)を、こんなに楽しく見せてもらえるとは思いもよりませんでした。

浅田選手のコーチである、佐藤信夫コーチは、現役時代、このフィギュア(氷の上に図形を描くこと)の達人だったと聞いているので、

佐藤コーチの教えも、ちゃくちゃくと自分のものにしているということなのでしょう。

youtubeのカメラアングルもよかったのだと思います。高いところにあるカメラから、リンク全体を移すようなアングルで、観客席から見ているような感覚で演技全体をみることができました。

このプログラム、絶対に会場で見たほうが素晴らしさを感じられると思います。

テレビ中継ですと、どうしてもアップが多くなり、選手の表情はわかりやすいですが、演技全体をみることができないと感じています。

今シーズンは、会場に足を運び、生で見てみたい!と思わせるフィギュアスケートの魅力がたっぷりつまったプログラムでした。

4回転3本以上という男子フリーの世界に少々疲れました。

世界フィギュアスケート選手権男子の結果がでました。

総てのジャンプを美しく決めたうえ、プログラムの完成度も高かったスペインのフェルナンデス選手が優勝しました。

4回転を3度入れた構成で、ジャンプひとつひとつをプログラムの中の一つの要素のように溶け込ましていて、まさに王者のプログラムとして

完成されていました。

だれも文句の言えない、完璧な優勝と言えるでしょう。

近年の男子フィギュアは、羽生結弦選手とハビエル・フェルナンデス選手が、歴代最高得点を引き上げ、

何点更新するかという戦いになっています。

さらにボーヤン・ジン選手の出現で、4回転ジャンプは、フリープログラムに4本も組み込まれる時代になってしまいました。

ジャンプの難易度が上がり、技術点の記録更新が繰り替えされるのは、たしかに見ごたえのある戦いですが、

私は、やはり、フィギュアスケートは、それだけではないと感じてしまいます。

あの選手が4回転3回決めたから、よっしゃオレもやってやるぞ!

というモチベーションもいいのですが、そういう選手ばかりになってしまうと、私にとってのフィギュアスケートの魅力は、

正直半減してしまいます。

なんというか、選手本人の魅力が、プログラムに反映したような演技をみるのが好きです。

一つのプログラムとして、作品としてなりたつプログラムが好きです。

例えばどんなプログラムですかと言われたら、アメリカのジェイソン・ブラウン選手の作り出す世界観やプログラムなどがその代表となります。

今回の世界フィギュア男子では、ミーシャ・ジー選手、アダム・リッポン選手・ミハル・ブレジナ選手などが、好きな演技です。

宇野昌磨選手やパトリック・チャン選手が、なんとか上位に食い込もうとして、難しいジャンプを組み込んで挑戦している姿は、

すばらしく立派ですが、難しいジャンプを組み込みつつ、芸術性を保つというのは、ある意味懸けであり、本来の彼らの芸術的すばらしさを損なってしまうのではないかと、見ていて辛いものがあります。

彼らが必死にジャンプに取り組む姿は、正直、見たくない。

一つのプログラムの完成度を芸術的に高められる選手だからです。

宇野選手も、パトリック選手も、史上最高の芸術作品と呼ばれる可能性のある

プログラムを演じられる選手と信じています。

*そして、史上最高得点を取ることと、史上最高の芸術作品をつくることは、おなじような価値があると信じています。

バンクーバーオリンピックの時の、ジョニー・ウィアーさんのような、点数とか関係ない、芸術性を追求するのだという選手が

そろそろでてきても、おかしくないのではと思っています。

そういう意味でも、今後の動向の気になる、ジェイソン・ブラウン選手には、4回転ジャンプにこだわらずに、

フィギュアスケートを続けてもらいたいです。

高難度の技術力で芸術性を表現することは、フィギュアスケーターの夢ですが、さすがに4回転3回以上というのは、

なかなか厳しい挑戦だと思います。

羽生VSフェルナンデスの戦いは、それほどの高みに行ってしまいました。

見ているこちらがこんなにつかれるのですから、選手たちの疲労たるやいかばかりでしょうか。

どうぞ、ゆっくり休んで、次のシーズンに備えてください。

女子ショートプログラム 滑走順とみどころ

女子ショートプログラム滑走順

現地時間16:06:30 - 16:13:30 日本時間3:06:30

<第6グループ>

27:アンゲリーナ・クチバルスカ(ラトビア

28:ガブリエル・デールマン(カナダ)

29:長洲未来(米国)

30:浅田真央(日本)

31:アシュリー・ワグナー(米国)

32:ロベルタ・ロデギエーロ(イタリア)

<最終グループ>

33:エフゲーニャ・メドベデワ(ロシア)

34:エレーナ・ラジオノワ(ロシア)

35:本郷理華(日本)

36:宮原知子(日本)

37:グレイシー・ゴールド(米国)

38:アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)

久々の世界選手権出場の長洲未来選手には、ほんとにほんとにがんばってもらいたい。

未来ちゃんのスケート大好きなのです。

バンクーバーの頃の輝きをもう一度。

浅田真央選手のショートプログラムは、どういう構成にしてくるか。

楽しみでもあり不安でもありです。

トリプルアクセルは好調のようでうれしいです。

アシュリー・ワグナー選手のショート「HIPHIPCHINCHIN]

珍しい選曲で勝負してくる曲ですよね。コンビネーションジャンプ成功してほしい。

イタリアのロデギエーロ選手のショート「プリティウーマン」

今シーズンの女子のショートプログラムで一番好きかもしれません。

彼女の雰囲気に会っていて名プログラムになりそうですね。

メドベデワ選手、失敗しないイメージですが何点出るでしょうか。

宮原知子選手とのミスパーフェクト対決が楽しみです。

直接対決を制し、どちらが本物のミスパーフェクトになるでしょうか。

本郷理華選手の「キダム鈴木明子の世界を楽しみつつ

本郷選手の秘められた可能性をひしひしと感じさせるプログラムです。

最初の足をけり上げるところ、もっと「えいやー!」ってやってください。

グレイシー・ゴールド選手、地元の応援がスゴイでしょう。

まずは、ショートプログラムの完璧版が見てみたいです。

ラジオノワ選手とポゴリラヤ選手は、ニコライ・モロゾフの振付。

ロシア勢は、代わりの選手はいくらでもいる状態。

失敗すれば、あとがないので表彰台を必死で目指してくるでしょう。

どの選手もケガのないように、素晴らしい演技を期待しています!

世界フィギュア2016 男子ショートプログラム滑走順とみどころ

世界選手権の行われるボストンは日本と時差が13時間あるとのこと。

日本が13時間早いのです。

男子ショートプログラムは、現地時間18時15分から始まります。

第3グループ以降の滑走順は以下の通りです。

20:03:00 - 20:10:00 Warm-up Group 3 日本時間 AM 9時3分

20:10:30 - 20:17:00 13 Brendan KERRY AUS

20:17:00 - 20:23:30 14 Chafik BESSEGHIER FRA

20:23:30 - 20:30:00 15 Ivan RIGHINI ITA

20:30:00 - 20:36:30 16 Alexei BYCHENKO ISR

20:36:30 - 20:43:00 17 Michael Christian MARTINEZ PHI

20:43:00 - 20:49:30 18 Han YAN CHN

20:49:30 - 20:56:30 Warm-up Group 4

20:57:00 - 21:03:30 19 Michal BREZINA CZE

21:03:30 - 21:10:00 20 Misha GE UZB

21:10:00 - 21:16:30 21 Nam NGUYEN CAN

21:16:30 - 21:23:00 22 Adam RIPPON USA

21:23:00 - 21:29:30 23 Boyang JIN CHN

21:29:30 - 21:36:00 24 Max AARON USA

21:36:00 - 21:51:00 Ice Resurfacing

21:51:00 - 21:58:00 Warm-up Group 5

21:58:30 - 22:05:00 25 Shoma UNO JPN

22:05:00 - 22:11:30 26 Javier FERNANDEZ ESP

22:11:30 - 22:18:00 27 Denis TEN KAZ

22:18:00 - 22:24:30 28 Patrick CHAN CAN

22:24:30 - 22:31:00 29 Yuzuru HANYU JPN

22:31:00 - 22:37:30 30 Maxim KOVTUN RUS

日本の宇野選手、羽生選手ダブル表彰台なるでしょうか。

好調の中国勢、ハン・ヤン選手、ボーヤン・ジン選手も侮れません。

男子ショートプログラムの中で好きなのは、フェルナンデス選手のマラゲーニャ。

非常に洗練されたプログラムで、スペイン人ならではのセクシーな魅力と

高い技術力を満喫できます。

アメリカのアダム・リッポン選手にも注目しています。

彼の表現する世界は、独特で唯一無二のもの。今シーズンは好調で、力強い演技を堪能できます。

ジャンプが成功すれば、最終グループに入ってくるかもしれません。

パトリック・チャン選手が、ショートでどの位置にくるか注目です。

羽生選手を筆頭に、いったい何人の選手が100点越えをするかが、最大の注目ポイントです。

可能性としては、羽生結弦選手・フェルナンデス選手・パトリック・チャン選手

ボーヤン・ジン選手・・デニス・テン選手・マキシム・コフトゥン選手

宇野昌磨選手・ハン・ヤン選手などは、パーフェクトな演技をすれば、100点越えをしてくると思われます。

みなさんけがをせず、実力を出し切れますように!

ロシア・アメリカ・カナダ選手権結果まとめて 引退の選手も

あっという間に世界選手権がやってきました。

まとめて各国の国内選手権の結果だけでもお伝えしておきたいと思います。

今さらですが・・・

記事としてより、記録として残しておきたいと思いました。

ロシア選手権男子

FPl. Name        Points SP FS

1 Maxim KOVTUN    266.19 1 1

2 Mikhail KOLYADA    260.73 2 2

3 Alexander PETROV 248.64 5 3

4 Gordei GORSHKOV    246.96 4 4

5 Sergei VORONOV    237.68 9 5

6 Dmitri ALIEV    237.47 7 6

7 Konstantin MENSHOV  233.76 6 7

8 Alexander SAMARIN   230.77 8 8

9 Adian PITKEEV    230.49 3 11

世界選手権は、マキシム・コフトゥン選手とMikhail KOLYADA 選手が選ばれました。

コフトゥン選手は、ヨーロッパ選手権で3位、Mikhail KOLYADA選手は5位と健闘しました。

ロシア選手権では、アルトゥール・ガチンスキー選手が、試合前に引退を表明しました。

2011年の世界選手権で3位になった実力者で、一時期は、ポストプルシェンコと言われたのですが、

その後、ケガなどでなかなか結果を残せませんでした。

今後は、コーチとして頑張るとのことです。

ロシア女子の代表は、結局国内を制し3人、メドベージェワ・ラジオノワ・ポゴリラヤになりました。

ヨーロッパ選手権でも、1・2・3フィニッシュで表彰台を独占しました。

世界選手権で、どのような戦いになるか楽しみです。

全米選手権

女子結果  

Place Start Name              Short Program Free Skate Total Score

1 22 Gracie Gold, Wagon Wheel FSC  2 62.50 1 147.96 210.46

2 21 Polina Edmunds, Peninsula SC  1 70.19 2 137.32 207.51

3 18 Ashley Wagner, SC of Wilmington 4 62.41 3 135.47 197.88

4 19 Mirai Nagasu, Pasadena FSC  5 59.64 4 129.20 188.84

5 20 Tyler Pierce, All Year FSC  3 62.45 5 126.05 188.50

6 14 Bradie Tennell, Wagon Wheel FSC  7 58.26 6 123.07 181.33

7 15 Hannah Miller, Lansing SC  9 57.86 7 116.56 174.42

8 12 Karen Chen, Peninsula SC  12 54.86 8 113.89 168.75

9 11 Courtney Hicks, All Year FSC  11 54.93 9 113.11 168.04

10 13 Angela Wang, Salt Lake Figure Skating 10 55.23 10 107.94 163.17

2位のポリーナ・エドモンズの完璧な演技を抑えて、グレイシー・ゴールドが優勝しました。

ポリーナはその後の四大陸選手権を辞退し、その後世界選手権も辞退したため、4位の長洲未来選手が両方に派遣されます。

世界選手権は、グレイシー・ゴールド・アシュリー・ワグナー長洲未来で戦います。

男子結果

Place Start Name                 Short Program Free Skate Total Score

1 18 Adam Rippon, SC of New York     3 88.01 1 182.74 270.75

2 17 Max Aaron, Broadmoor SC      1 91.83 3 177.72 269.55

3 16 Nathan Chen, Salt Lake Figure Skating 4 86.33 2 180.60 266.93

4 13 Grant Hochstein, SC of New York  6 79.26 4 173.58 252.84

5 19 Ross Miner, SC of Boston     2 90.90 6 157.11 248.01

6 14 Alexander Johnson, Broadmoor SC  7 73.69 5 168.25 241.94

7 15 Timothy Dolensky, Atlanta FSC   5 80.01 7 156.12 236.13

8 12 Vincent Zhou, Broadmoor SC     8 68.10 8 149.13 217.23

9 11 Sean Rabbitt, Glacier Falls FSC  9 66.71 10 125.92 192.63

10 8 Daniel Kulenkamp, Coyotes SC of Arizona 13 56.97 9 130.37 187.34

アダム・リッポン選手待望の全米制覇です。2位のマックス・アーロン選手も、ムラの多い選手ですが、なんとかSPとfSを揃えました。

3位のネイサン・チェン選手は、けがの為、世界ジュニアを辞退したと思われます。

世界選手権に出場するのは、アダム・リッポン選手、マックス・アーロン選手、4位のグラント・ホッホスタイン選手の3名です。

ジェイソン・ブラウン選手は、腰痛のため全米選手権を欠場しています。

カナダ選手権

男子結果

Rank Competitor(s)     Section SP     FP    Points

1  Patrick Chan CO       103.58   192.09    295.67

2  Liam Firus BC/YK       78.87   158.33   237.20

3  Kevin Reynolds BC/YK     77.65   158.53    236.18

4  Nam Nguyen CO         76.04   151.65   227.69

5  Nicolas Nadeau QC      75.22    151.34   226.56

6  Keegan Messing AB/NT/NU   77.20   144.30    221.50

7  Elladj Balde QC       69.02   140.99    210.01

8  Bennet Toman CO       67.90   139.99    207.89

9  Roman Sadovsky CO      64.17   140.42    204.59

現役復帰したパトリック・チャン選手が優勝。四大陸でも優勝し、涙する姿にこちらも思わず落涙しました。

ケガから復帰したケビン・レイノルズ選手も3位に入り、四大陸選手権に出場しました。

世界選手権には、チャン選手とナム・ニューエン選手が出場します。

女子結果

Rank  Competitor(s)      Section SP       FP    Points

1    Alaine Chartrand EO      68.81     133.18   201.99

2    Gabrielle Daleman CO     64.44      133.55   197.99

3    Kaetlyn Osmond AB/NT/NU    70.63      127.24   197.87

4    Véronik Mallet QC       60.01      111.85   171.86

5    Michelle Long CO       49.90      104.38    154.28

1位のアレーヌ・シャルトラン選手と2位のガブリエル・デールマン選手が世界選手権に出場します。

四大陸選手権では、ケイトリン・オズモンド選手が6位に入り、けがからの復活の兆しがみえました。

来シーズン期待したいです。

ヨーロッパ選手権

フランスのフローラン・アモディオ選手が引退を表明しました。

途中まで、3位だったので、最後有終の美で表彰台にのってほしかったのですが、惜しくも4位となりました。

彼のようなダンサブルな表現ができる選手は貴重なので残念です。

男子結果

FPl. Name     Nation  Points SP FS

1 Javier FERNANDEZ ESP  302.77   1 1

2 Alexei BYCHENKO  ISR  242.56     4 4

3 Maxim KOVTUN  RUS  242.21  2 6

4 Florent AMODIO  FRA  240.96  8 2

5 Mikhail KOLYADA  RUS  236.58  9 3

女子結果

FPl. Name         Nation    Points SP FS

1 Evgenia MEDVEDEVA    RUS     215.45 1 1

2 Elena RADIONOVA  RUS      209.99 2 2

3 Anna POGORILAYA     RUS      187.05 3 3

4 Angelina KUCHVALSKA LAT      176.99 5 4

5 Roberta RODEGHIERO ITA      170.76 4 5

ロシア女子表彰台独占です。

四大陸選手権

女子結果

1位 宮原知子 jpn日本 214.91

2位 長洲未来 usa米国 193.86

3位 本郷理華 jpn日本 181.78

4位 パク・ソヨン kor韓国 178.92

5位 グレイシー・ゴールド usa米国 178.39

男子結果

1位 パトリック・チャン canカナダ 290.21

2位 金博洋        chn中国 289.83

3位 閻涵        chn中国 271.55

4位 宇野昌磨    jpn日本 269.81

5位 無良崇人    jpn日本 268.43

ロシア選手権2016女子フリー結果 優勝はメドベデワ

2015年年末にエカテリンブルグで行われた、ロシア選手権。

まずは、女子フリーの結果をお伝えして、トータルの結果をお知らせします。

詳しい構成は、記事の一番最後のページにプロトコルに飛べるリンクが張ってあります。

女子フリー結果

1位 エフゲニア・メドベデワ  155.44  (78.41  77.03)

このフリープログラム『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は、

イギリス国王エドワード8世が、アメリカ人既婚女性シンプソン夫人と恋に落ち、

彼女と結婚するために、国王の地位を退位した、という実話に基づいた映画のサウンドトラックです。

演技の冒頭、音楽を聴きながら、切ない表情から、笑顔を見せて滑りだすメドベデワ選手は、もはや女優のよう。

またもや、ノーミスの演技でした。

ほぼ、すべてのジャンプに右手をあげ、GOEをさらにアップ。ステップシークエンスでは、音楽に合わせて一つ一つステップを踏みしめ、

さらに表現力がアップしています。

技術点のGOEはトータル16.08. 3F+3Tと3S+3Tという二度の三回転三回転を決めています。

このプログラムをここまで完璧にやられてしまうと、世界選手権でも145点から150点近く点数がでると思います。

出来次第では、もしかしたら、150点を超えるかもしれません。

今シーズンは、ほぼミスをしない演技を披露していますが、世界選手権でどのような演技をしてくるのか、

非常に楽しみです。

2位 エレーナ・ラジオノワ  145.88  (72.34  73.54)

映画「タイタニック」のサウンドトラック。今シーズンは、ショートフリー共、ニコライ・モロゾフの振付です。

ノーミスの演技でした。GOEのトータルは、10.44。ステップシークエンスだけが、レベル3でした。惜しかったですね。

タイタニックは、世紀の恋愛のストーリーですが、17歳になったばかりのラジオノワ選手には、恋愛のテーマは難しいのかも。

スピードとテクニックがあるだけに、要素をこなしているという演技になりがち。

もともと、踊れる選手なので、もっとアーティスティックなプログラムがあっていると思います。

もしくは、「恋愛」のような漠然としたテーマよりは、もっとわかりやすいストーリー性のあるものを演じたほうが、

より魅力を引き出せるのでは?とかんじました。

せっかくのスピードとエネルギーが、もったいないと感じてしまいます。

3位 アンナ・ポゴリラヤ  143.08  (70.83  72.25)

ポゴリラヤ選手も、ショート、フリー共ニコライ・モロゾフの振付です。

フリーの「シェヘラザード」は、フィギュアスケートでは、定番の曲で、さまざまな選手が演じています。

私は、ポゴリラヤ選手の演技のなかで、この「シェヘラザード」のプログラムが一番好きです。

身長が伸びて、手足がより長く見えるので、ダイナミックな演技と、彼女の持っているエレガントな雰囲気の2面性が楽しめるプログラムです。

願わくば、もう少し自信を持って演じて欲しいと思っています。

ポゴリラヤ選手は、ジャンプに失敗すると、ヘコンでしまい、表情に出てしまう傾向にあると思います。

もっと自信満々の、アラビアの王女シェヘラザードを見てみたい。

ブルーのドレスも、非常に似合っています。

しかし、今回のロシア選手権は、ものすごいプレッシャーだったのでしょう。終始固い表情でした。

演技終了後の開放されたような笑顔が印象的でした。

4位 マリア・ソツコワ  135.18  (70.24  64.94)

バレエ音楽ロミオとジュリエット」のプログラム。ノーミスの演技でした。GOEは8.02。

ジャンプ、スピン、ステップすべて素晴らしですが、まだ、ジュニアなので、やはりジュニアっぽい

淡々とした演技となっていました。

せっかく「ロミオとジュリエット」の音楽で滑っているので、もう少し、ジュリエットの気持ちを

表現しても良かったのかなと思います。

ジュリエットの実年齢は、13、4歳と言われていますので、年齢の近い15歳のソツコワ選手が演じる

ジュリエットを見てみたかったです。

このソツコワ選手も、可能性をひしひしと感じさせる素晴らしい選手です。

5位 ポリーナ・ツルスカヤ  134.93 ( 68.41  66.52)

ミュージカル「チェス」のサウンドトラック。2Aのランディングがみだれましたが、ほぼ完ぺきな演技でした。

GOEは7.44。14歳で168cm。

3Lz+3T+2Tと3Lz+3Tという、2回の3Lzのコンビネーションを決めました。

この選手のジャンプ素晴らしいです。高さと幅があり、美しい。しかも、やはりプリマの足を持っていると感じます。

演技全体は、ジュニアっぽい要素をこなす演技となっているのですが、プリマの足のおかげで、より魅力的なプログラムに

変身しています。

シニアに上がってきてからも、ぜひ、このクオリティを維持して欲しい。

振付は、エテリ・トゥトベリーゼコーチ。なぜ曲を、このあまり知られていない「チェス」にしたのか不明ですが、

ツルスカヤ選手は足の使い方がうまいので、見ていて惹きつけられるものがありました。

6位 エリザベータ・トゥクタミシェワ  131.06 ( 59.08  71.98)

グリーグの「ペールギュントステファン・ランビエール振付です。

このプログラム大好きです!壮大な音楽と、怪しい雰囲気が、トゥクタミシェワ選手にピッタリだと思います。

特に、中盤のステップシークエンスは、女性ボーカルの印象的な「ソルヴェイグの歌」で怪しげに美しくすべり、

そこから、「山の魔王の宮殿にて」の音楽にのせ、どんどんテンポアップしていくところが、

大好きなポイントです。

ところが、この素敵なステップシークエンスが、レベル2という結果に。

技術的には、3Aは成功しましたがオーバーターンでマイナス0.29ポイント。

3Fはシングルに、3S+2Aは、サルコウのあとオーバーターンが入ってしまい、コンビネーションジャンプとして認定されませんでした。

成功と失敗が混在する出来となってしまいました。

このプログラムもっと見たいのですが、世界選手権の派遣はどうなるのでしょうか。

7位 アデリーナ・ソトニコワ  128.51  (57.14  73.37)

「Je suis Malade 恋の病」。プルシェンコ選手のエキシビジョンの印象が強い曲です。

技術的には、失敗の多い演技となってしまいました。3Loと3Fで転倒。3Fは単独2回となってしまいました。

GOEはわずか4・13。

休養明けで、やはり、体力がキツイですね。後半は、見ていて明らかに疲れが出てしまっています。

それでも、迫力のあるジャンプと、エネルギーに満ちた情熱あふれる演技に引き込まれました。

願わくば、ソトニコワ選手のクラシックな演技が見たいので、来シーズンもぜひ、

現役を続けて欲しいです。

演技が終わってホッとしたのか、歓喜きわまる表情をしていました。

体力さえ回復すれば、やはり、ダントツで強い選手だと思っています。復帰してくれて、本当にうれしいです。

8位 Alisa FEDICHKINA  124.88  (64.88  60.00)

演技の放送がなかった為、省略させて頂きます

9位 アリョーナ・レオノワ  124.17  (55.08  69.09)

演技の放送がなかった為、省略させて頂きます

ユリア・リプニツカヤ  121.47  (50.68  70.79)

曲は「レニングラード」。ジャンプの転倒はなかったものの、ところどころ、ランディングが乱れてしまいました。

致命的だったのは、3Lzのコンビネーションがシングルルッツ単独となってしまい、

コンビネーションジャンプが、2A+2Tの一回のみとなってしまったこと。

ショートプログラムが良かっただけに、リプニツカヤ選手自身が、自分に期待してしまったのでしょうか。

演技終了後、「あーあだめだ」というような表情をみせました。

体型の変化に、すぐ適応する人もいれば、何年も悩まされる選手もいます。

ただ、リプニツカヤ選手の場合、それだけでなく、モチベーションの問題があるのかもしれません。

気持ちと体がまったくずれてしまっているような印象をうけました。

天才少女のお株は、メドベデワ選手に奪われてしまったという状況を彼女自身どうとらえているのか少し心配です。

少なからず、こだわりがあるから、コーチを変更したのだと思うからです。

ここは、自暴自棄にならず、新コーチのもとで、新たな気持ちで挑戦する感覚で頑張ってもらいたいなぁと心から思っています。

ものすごく魅力のある選手だからです。

リプニツカヤ選手の、クラシカルな演技も見てみたいです。

ロシア選手権 女子シングル最終結果はこちらです

1位 エフゲニア・メドベデワ 234.88

2位 エレーナ・ラジオノワ  222.57

3位 アンナ・ポゴリラヤ   214.30

4位 ポリーナ・ツルスカヤ  205.46

5位 アリア・ソツコワ    201.32

6位 アデリナ・ソトニコワ  197.98

7位 ユリア・リプニツカヤ  195.24

8位 エリザベータ・トゥクミシェワ 194.74

9位 アリョーナ・レオノワ  190.32

ヨーロッパ選手権の派遣は、メドベデワ・ラジオノワ・ポゴリラヤで決定。

世界選手権については、メドベデワとラジオノワは確定、あと一人を

会議で決めるとのこと。

普通に考えれば、ポゴリラヤ選手ですが、現世界女王のトゥクタミシェワ選手を外せないし、

オリンピックチャンピオンのソトニコワ選手もいますし、

どうなるのでしょうか。

2016年2月2日現在、まだ発表されていないようです。

続きを読む

ロシア選手権2016女子シングルは、事実上の世界選手権のようだった ショートプログラム結果

2015年12月24日からの全日本選手権とほぼ同じ日程で行われたロシア選手権。

女子シングルは、実力者ぞろいで、事実上の世界選手権といっても過言ではない状況でした。

見ごたえのある戦いで、非常に楽しめました。

最初に申し上げますが、ロシア選手権をはじめ、カナダ選手権、全米選手権などの各国の国内選手権は、

ISUの国際大会より、3点から10点ほど、点数が高く出る傾向にあります。

国内選手権で、点数を高く出して、世界選手権へ向けてアピールするために点数を高く出すのです。

日本だけは、真面目にISUの国際大会の基準で全日本選手権を行っていました。

数年前の全日本選手権で、橋大輔さんが、ショートプログラムで4回転+3回転、3ルッツ、3アクセルの構成で、ノーミスだったにも関わらず、100点越えをしなかったので、小塚崇彦選手が、「100点を出すべきだった」と発言したぐらいです。

最近は、さすがに全日本でも、少し点数が高く出る傾向にあるようです。

これから、ロシア選手権、全米選手権、カナダ選手権の結果を何回かに分けてお伝えする予定ですので、

この件を踏まえて点数を見て頂けるとありがたいです。

ロシア選手権2016女子ショートプログラム結果

1位 エフゲニア・メドベデワ 79.44 

3F+3T・2A・3Loの構成。ジャンプはすべて完璧。右手を挙げてさらにGOEをアップ。

16歳になったメドベデワ選手。昨シーズンより10cm身長が伸びて、現在159cmとのこと。

10cm身長が伸びても、ジャンプに支障が出ないところが恐ろしく感じます。

それにしても、失敗しないですね。ジャンプ、スピン、ステップすべて完璧です。さらに、

物悲しさが伝わってくるような、表現力にもさらに磨きがかかったように感じます。彼女には、悲劇的なプログラムがピッタリかもしれません。

しかし、体が細い。このままの体型で20歳までいくのでしょうか?

79.44という点数は、世界選手権では、74、5点に相当するかなと思っています。

2位 エレーナ・ラジオノワ 76.69

3Lz+3T・3Lo・2Aの構成。ジャンプはすべて完璧。

スピン、ステップもノーミスの演技で、終了後ガッツポーズを見せました。

ラジオノワ選手は、17歳となりました。身長も伸びたのに、なぜか幼い印象があまり変わりませんね。

体が細いままだからでしょうか。スピードは相変わらず、すごいです!

3位 ユリア・リプニツカヤ 73.77

3Lz・2A・3T+3Tの構成。ジャンプは、完璧。生き生きと演技をしていました。

グランプリシリーズでは、演技がうまくいかず、涙を見せていたリプニツカヤ選手。

久々の完璧な演技を見せ、演技終了後、笑顔を見せ、「やった!」と両手を挙げてから、こみ上げてくる涙を止められなかった姿が印象的でした。

12月中に、コーチをアレクセイ・ウルマノフに変更したことが、成功した理由の一つでしょう。

今シーズンのショートプログラムエルビス・プレスリーメドレー」は、なんかユリアに合わないチグハグしたプログラムだなぁと

思っていたのですが、新コーチが解決してくれました。

ツインテールと赤白のボーダーの衣装から、アップスタイルと黒のドレスに変更し、グランプリシリーズで見ていたものと同じとは思えないほど、

洗礼されたプログラムになっていました。

ユリアが女性らしい体つきに成長してきているのに、衣装が子供のままだったので、

チグハグな印象を受けていたのです。

キスアンドクライでの、はじけるような笑顔を、久しぶりに見れて、うれしい気持ちになりました。

まだ、体型の変化と闘う日々は、もう少し続くと思いますが、新しいコーチのもとで、気分一新してがんばってね!と応援したくなりました。

4位 アンナ・ポゴリラヤ 71.22

3Lz+3T・3Lo・2Aの構成。ジャンプ、スピンステップほぼ完ぺき。

ザ・優等生という演技でした。しかし、身長が伸びましたね。これだけ伸びて、ジャンプをそんなに崩していないというは、

凄いことです。彼女もまだ17歳でした!驚きの大人っぽさ。

5位 ポリーナ・ツルスカヤ 70.53

3Lz+3T・3F・2Aの構成。ジャンプは完璧。ノーミスの演技でした。

また、すごい選手が出てきました。ジュニアグランプリファイナルの優勝者。

この選手、かなり魅力的な選手です。メドベデワ選手と同じトゥトベリーゼコーチのもとで練習しています。

11月までは、リプニツカヤ選手も指導していた、巻髪の美女です。リプニツカヤ選手、メドベデワ選手、このスルツカヤ選手といい、

三者三様の魅力があり、すばらしい選手ばかり。

このコーチの指導法、かなり気になります。ロシアなので、まったく情報が入ってこないのですが、ロシア語が読めればなぁと思います。

スルツカヤ選手がいいなと思ったのは、プリマの足を持っていることです。

私の考えている、プリマの足とは、股関節から足の指先まで、ピンと伸びたバレリーナの意思を持った足の事です。

スパイラルや、スピンの時に、足の意思を感じます。

プリマの足を持っていると私が認定しているのは、浅田真央選手とアデリーナ・ソトニコワ選手だけです。

メドベデワ選手と、リプニツカヤ選手がおしい!という感じです。

スルツカヤ選手は、今回初めて演技を見たので、まだ認定はできませんが、プリマの足を持っていると感じました。

すばらしい素質だと思います。

シニアデビューしたら目が離せない存在になりそうです。

6位 アデリーナ・ソトニコワ 69.47

3T+3T・3F・2Aの構成。3Tはセカンドのランディングが少し乱れ、3Fは転倒。

後半のステップは疲れも見え、休養明けなので体力がまだ戻っていないのかなという印象をうけました。

サンバメドレーという動きの多いプログラムをこなすのには、もう少し体重を落とした方がいいのかなとも思います。

しかし、高さと幅のあるジャンプは健在で迫力があります。

そして、なんといっても、体の使い方がうまい!表現力は圧巻です。スピンのポジションも迫力があり、やはり、もっともっと

見ていたい選手だなぁと感じました。

オリンピック金メダリストになってから、存在感も増して、より魅力的になって帰ってきてくれました。

7位 アリョーナ・レオノワ 66.15

3T+3T・3F・2Aの構成。ジャンプは、うまくいっていたのですが、最後の2Aで転倒してしまいました。

レオノワ選手ならではの、パントマイムを駆使したプログラム「チャップリンメドレー」。

再び見られてうれしい気持ちになりました。25歳という年齢で最年長なのですから、フィギュアスケートとは、厳しいスポーツです。

彼女のコメディっぽい演技を見ていると、楽しい気持ちになってきます。

やはり、明るいプログラムがあっていると思います。

8位 マリア・ソツコワ 66.14

3LZ+3T・2A・3Sの構成。正しくは3F(コメント欄参照)ノーミスの演技でした。

ロシア選手権は、Jスポーツ4で視聴したのですが、彼女のショートの演技だけ放送されなかったので、youtubeでみました。

構成は、目視なので間違っていたらすみません。

初めて演技を見たのですが、なかなか踊れる選手だなぁと思いました。

本当に、ロシアの選手は金太郎アメのように、つぎからつぎへとスゴイ選手が出てきますね。

9位 エリザベータ・トゥクタミシェワ 63.68

3A・3Lz・3T+3Tの構成。なんと現世界女王9位という位置です。

3Aは回り切りましたが転倒。コンビネーションは2T+3Tになってしまいました。

このロシア大会から、昨シーズンのショート「ボレロ」に曲を変更してきました。

グランプリシリーズでは、ショートプログラムで失敗し、フリーで挽回するという状態でしたから、

昨シーズントリプルアクセルを成功させたプログラムで、感覚を思い出そうという作戦なのでしょうか。

しかし、トリプルアクセルを意識するあまり、出だしから、ものすごく慎重に滑っていて、スピードがありませんでした。

トリプルアクセルというのは、やはり、女子にとっては、非常に難しい挑戦なのですね。

それでも、トゥクタミシェワ選手は、ショートで挑戦し続けているので、頼もしいです。

現世界女王でも、失敗すれば、この位置になってしまうという、ロシア選手権の恐ろしさを感じます。

つぎは、フリーを書きたいと思います。

続きを読む